産婦人科フクロウ blog 〜PhDからプロの研究者を目指して〜人のまねをせずに、その身に応じ、武器は自分の使いやすいものでなければならぬ

基礎の発生学、細胞物理学について勉強したことを載せていきます。古武道鍛錬中。GitHub;hidem1990

成宮周教授の最終講義

内容はなんとなく「何をしているのか」「何を目的にしているのか」ということ位しか分からなかった。やはり、自分の関連あることしか頭の中で理解出来ない。
 
ので、、講義を聴いて何となく思ったことを記述していく。
 
混沌とした時代から一つの確立したモノへ憧れ
ー再現性あるもの=科学的に見る
ー描写医学から、病気の分子解明に携わる
 
ジョン・ベイン「there are all the time」
ー「もともとあるものを」「発見している」だけという考え方
ー組織表面灌流法
 
留学しても青い鳥はいない…?
ー>しかしそこでの研究所での経験から「続く発見」にはサイクルがある
  ー概念ツリーの存在
   ー薬物→機能→生体での分布→新規創薬→薬物のような研究におけるプロセスがしっかりしている
 
いかにして一般的な言葉を導きだす実験を作るか
ー動物実験でもP/N実験
ーPGのストレス反応への影響
  ーEP1はストレス反応、社会行動を誘起する
  ーEP1-で衝動的な攻撃性を有する
    ードーパミンの放出抑制に関わる
    ー鬱病のモデル
      ーdefeatによってEP1抑制されているマウスは忌避行動を取らない
      ーEP1-は鈍感なモデル
    ーさてこれをもっともっと厳密に探索する実験は?
 
沼先生「成宮さん、何をやっても時間は経ちますよ。だったら、出来るだけ大事なことをしなさい。」
 
構造決定と細胞へのシグナリングVS細胞での生理
  ーつまり、目標を何に設定するかが「自分のゴール」「専門」になる
  ー生理→毒素で解明しやすい!
 
臨床薬への道のりは遠い
ー物質と体内生理への影響が難しい
ー臨床のcontextを見つける難しいさ
ーscientia est potentia
 
 
今、実験をするー>解析方法を色々学ぶ、考え方、正確なデータの取り方
  ー実験にも得意な実験方法がある
勉強するのは何のため?
 ー一つの分子の専門になる?
 ー勉強する「対象」
 ー「対象」についての情報の「得方」