産婦人科フクロウ blog 〜PhDからプロの研究者を目指して〜人のまねをせずに、その身に応じ、武器は自分の使いやすいものでなければならぬ

基礎の発生学、細胞物理学について勉強したことを載せていきます。古武道鍛錬中。GitHub;hidem1990

研究について

大腸癌の講義
ー大腸癌が大腸の幹細胞から分化していくようだ
ー幹細胞の場所が特定され、マーカーも見つかり癌細胞との戦い
ー科学的思考の経路、技術の発達、求められる研究性

☆感想
癌の研究とかイタチごっこではないのかな?
  ーたとえメインのものを倒せても、遺伝子異常でまた癌になる事もあるだろう
終わりが見えない気がしてならない
  ー終わりとは治療の完成
  ー例えば肺炎とか完全に治るのに、完全には治らない病気があるのは何故?どこが境界線?
大腸の幹細胞がパネート細胞の間にあるというのは面白いが、それの活かし方が癌への治療だけか?
negative-->positive
だけでなく
positive-->positive
のアプローチもあってもよいのでは?
腫瘍、発生、再生と表裏一体な感じだが、上手くバランスを取る方法はないのか?
例えば、大腸癌の研究はなされ始めて、20年後に治療薬が出来たとする。すると、それでつぶせなかった癌細胞に対しては、5年後くらいに治療薬が出来るのだろうか?一度プロトコル、システムを作る作業が一番大事なのか?後は企業にお任せ的な。




臨床において、知識という形を持っている学生は沢山居るような気がする。最近は臨床問題の問題集もあるから、皆すごい理解してる印象を受ける。

後は実践での使い方?言葉では理解出来るが、動けるか?問題なのかな。