「混沌からの秩序」

・自然と人間の対立、分裂、統一理論→多様性、複雑、時間的

・実験操作；理論的概念と観測の系統的な相互作用→予測が合致するか

・革命；歴史上の不可逆変化？

 

複雑性

・熱力学

　　ーフーリエの法則（vsニュートン力学）

　　　　ー物質固有の活性についてvs質量に帰属する純粋に時間空間的挙動について

　　ー不可逆過程、時間非可逆

　　ー物理的対象と機関

　　ー巨視的パラメーターと境界条件（系の設定条件）

　　　　ー圧力、体積、化学組成、温度（系のパラメータ）

　　　　　　ー外部からの刺激に対する系の反応；力学的機関、熱機関

　　ーエネルギー保存則

　　　　ー等価性→自然の威力を見えなくした

　　　　ー差を破壊することで差を生み出す

　　　　　　ーニーチェの「破壊と創造」の思想

　　ーエントロピー

　　　　ー可逆性と保存の概念の分離

　　　　ー不可逆過程の表現

　　　　ーエントロピーの流れとエントロピー生成との区別

     ーボルツマンの秩序原理

　　　　ー統計的に相対的に打ち消し合う状態に、ある系にとっては最も実現しやすい状態となる

　　　　ー確率論

　　　　ー時間を忘れる

　　　　　　ー不可逆

　　ーアトラクター

・生物学的構造

　　ー秩序と活性

　　ー化学反応、熱伝達、物質拡散

　　　　ー非線形微分方程式

　　　　　　ー平衡と離れた現象

　　ー不可逆過程

　　　　ー流速J、一般化力X

　　　　　　ー流速；過程の速度

　　　　　　ー一般化力；親和力；系の実際の状態と平衡状態との間の距離の尺度

　　　　　　ー各不可逆過程のJXの和＝総エントロピー生成

　　ー線形非平衡熱力学

　　　　　ー相反関係式

　　ーベナール不安定

　　　　　ー外界とのエネルギー交換によって安定化された巨大なゆらぎ

　　　　　ーゆらぎ閾値；レイノルズ数、無次元数

　　ーベンノ・ヘス

　　ー化学時計

 

・分岐と対称性の破れ

　　ー系の前歴

　　ー生命現象の対称性の破れ

 

・ロジスチック進化

　　ー必要な資源Kが限られている環境下での自己複製過程間の競争

　　　　ー自己は「可換」な存在≠社会性のある生き物

　　　　ーニッチへの適性

　　ー静的な状況；Nt+1=Nt(1+γ[1-Nt/K])の解

　　　　ーγの取りうる値によってリミットサイクル、周期運動、カオス運動をする

　　ー動的な状況；フィードバック、非線形

・複雑性のモデル化

　　ー機械的モデル

　　　　ー構造的社会組織に結びついた規範に従う、ヒエラルキー

　　ー統計的モデル

　　　　ー個体間相互作用による集団行動、平均値と閾値

　　ー「ゆらぎを通しての秩序」からのモデル

　　　　ー「非線形性は素過程から秩序を生み出すことが出来るが、一方、異なる条件下では同じ非線形性がその同じ秩序を破壊する担い手ともなる。その結果、もう一つの分岐点を超えたところにある新しいコヒーレンスを生み出す。」